(参集)

第1条　議員は、招集の当日開議定刻前に指定された場所に参集し、その旨を議長に通告しなければならない。

(欠席の届出)

第2条　議員は、事故のため出席できないときは、その理由を付け、当日の開議時刻までに議長に届け出なければならない。

(議席)

第3条　議員の議席は、選挙後最初の会議において、議長が定める。

(会期)

第4条　会期は、毎会期の初めに議会の議決で定める。

(会期の延長)

第5条　会期は、議会の議決で延長することができる。

(会期中の閉会)

第6条　会議に付された事件をすべて議了したときは、会期中でも議会の議決で閉会することができる。

(議会の開閉)

第7条　議会の開閉は、議長が宣告する。

(会議時間)

第8条　会議時間は、午前10時から午後5時までとする。

(休会)

第8条の2　邑智郡総合事務組合の休日を定める条例(平成6年邑智郡町村総合事務組合条例第1号)第1条第1項に規定する組合の休日は、休会とする。

(会議の開閉)

第9条　開議、散会、延会、中止又は休憩は、議長が宣告する。

(定足数に関する措置)

第10条　開議時刻後相当の時間を経ても、なお出席議員が定足数に達しないときは、議長は、延会を宣告することができる。

(出席催告)

第10条の2　法第113条((定足数))の規定による出席催告の方法は、会議会場に現在する議員又は議員の住所に文書又は口頭をもって行う。

(議案の提出)

第11条　法第112条((議員の議案提出権))の規定によるものを除くほか、議員が議案を提出するに当たっては、1人以上の者の賛成がなければならない。

(一事不再議)

第12条　議会で議決された事件については、同一会期中は、再び提出することができない。

(動議成立に必要な賛成者の数)

第13条　動議は、法又はこの規則において特別の規定がある場合を除くほか、動議は、他に1人以上の賛成者がなければ議題とすることができない。

(修正の動議)

第14条　議員が修正の動議を提出しようとするときは、その案をそなえ、発議者が署名して、議長に提出しなければならない。

(秘密会の動議)

第14条の2　秘密会の動議は、所定の発議者が連署して、議長に提出しなければならない。

(先決動議の措置)

第15条　他の事件に先だって表決に付さなければならない動議が競合したときは、議長が表決の順序を定める。ただし、出席議員2人以上から異議があるときは、討論を用いないで会議に諮って決める。

(事件の撤回又は訂正及び動議の撤回)

第16条　会議の議題となった事件を撤回し、又は訂正しようとするとき、及び議会の議題となった動議を撤回しようとするときは、議会の許可を得なければならない。ただし、会議の議題となる前においては、議長の許可を得なければならない。

(日程の作成及び配布)

第17条　議長は、会議の日時、会議に付する事件及びその順序等を記載した議事日程を定め、あらかじめ議員に配布する。ただし、やむを得ないときは、議長がこれを報告して配布に代えることができる。

(日程の順序変更及び追加)

第18条　議長が必要があると認めるとき、又は議員から動議が提出されたときは、議長は、討論を用いないで議会に諮って、議事日程の順序を変更し、又は他の事件を追加することができる。

(議事日程のない会議の通知)

第19条　議長は、必要があると認めるときは、会議の日時だけを議員に通知して会議を開くことができる。

(延会の場合の議事日程)

第20条　議事日程に記載した事件の議事を開くに至らなかったとき、又はその議事が終わらなかったときは、議長は、更にその日程を定めなければならない。

(日程の終了及び延会)

第21条　議事日程に記載した事件の議事を終わったときは、議長は、散会を宣告する。

(選挙の宣告)

第22条　議会において選挙を行うときは、議長は、その旨を宣告する。

(不在議員)

第23条　選挙を行う際議場にいない議員は、選挙に加わることができない。

(議場の出入口閉鎖)

第24条　投票による選挙を行うときは、議長は第22条(選挙の宣告)の規定による宣告の後、議場の出入口を閉鎖し、出席議員数を報告する。

(投票用紙の配布及び投票箱の点検)

第25条　投票を行うときは、議長は、職員をして議員に所定の投票用紙を配布させた後、配布漏れの有無を確かめなければならない。

(投票)

第26条　議員は、職員の点呼に応じて、順次、投票を備え付けの投票箱に投入する。

(投票の終了)

第27条　議長は、投票が終わったと認めるときは、投票漏れの有無を確かめ、投票の終了を宣告する。その宣告があった後は、投票することができない。

(開票及び投票の効力)

第28条　議長は、開票を宣告した後、2人以上の立会人とともに投票を点検しなければならない。

(選挙に関する疑義)

第29条　選挙に関する疑義は、議長が会議に諮って決める。

(選挙結果の報告)

第30条　議長は、選挙の結果を直ちに議場において報告する。

(選挙関係書類の保存)

第30条の2　議長は、投票の有効無効を区別し、当該当選人の任期間、関係書類とともにこれを保存しなければならない。

(議題の宣告)

第31条　会議に付する事件を議題とするときは、議長は、その旨を宣告する。

(一括議題)

第32条　議長は、必要があると認めるときは、2件以上の事件を一括して議題とすることができる。ただし、出席議員2人以上から異議があるときは、討論を用いないで会議に諮って決める。

(議案等の朗読)

第33条　議長は、必要があると認めるときは、議題になった事件を職員をして朗読させる。

(議案等の説明、質疑及び特別委員会付託)

第34条　会議に付する事件は、他に規定する場合を除き、会議において提出者の説明を聞き、議員の質疑があるときは質疑の後、議長は、討論を用いないで会議に諮って特別委員会(以下「委員会」という。)に付託することができる。

(付託事件を議題とする時期)

第35条　委員会に付託した事件は、第60条の規定による報告書の提出をまって議題とする。

(委員長及び少数意見の報告)

第36条　委員会が審査又は調査した事件が議題となったときは、委員長がその経過及び結果を報告する。

(修正案の説明)

第37条　提出者の説明又は委員長の報告及び少数意見の報告が終わったときは、議長は、修正案の説明をさせる。

(委員長報告等に対する質疑)

第38条　議員は、委員長及び少数意見を報告した者に対し、質疑をすることができる。修正案に関しては、事件又は修正案の提出者及び説明者に対しても、また同様とする。

(討論及び表決)

第39条　議長は、前条の質疑が終わったときは討論に付し、その終結の後、表決に付する。

(議決事件の字句及び数字等の整理)

第40条　議会は、議決の結果生じた条項、字句、数字その他の整理を議長に委任することができる。

(委員会の審査又は調査の期限)

第41条　議会は、必要があると認めるときは、委員会に付託した事件の審査又は調査につき期限を付けることができる。

(委員会の中間報告)

第42条　議会は、委員会の審査又は調査中の事件について、特に必要があると認めるときは、中間報告を求めることができる。

(再審査又は再調査のための付託)

第43条　委員会の審査又は調査を経て報告された事件で、なお審査又は調査の必要があると認めるときは、議会は、更にその事件を委員会に付託することができる。

(議事の継続)

第44条　延会、中止又は休憩のため事件の議事が中断された場合において、再びその事件が議題となったときは、前の議事を継続する。

(発言の許可等)

第45条　発言は、すべて議長の許可を得た後、議席でしなければならない。

(発言の要求)

第46条　会議において発言しようとする者は、挙手をして「議長」と呼び、自己の議席番号を告げ、議長の許可を求めなければならない。

(討論の方法)

第47条　討論については、議長は、最初に反対者を発言させ、次に賛成者と反対者を、なるべく交互に指名して発言させなければならない。

(議長の発言及び討論)

第48条　議長が議員として発言しようとするときは、議席に着き発言し、発言が終わった後、議長席に復さなければならない。ただし、討論をしたときは、その議題の表決が終わるまでは、議長席に復することができない。

(発言内容の制限)

第49条　発言は、すべて簡明にするものとし、議題外にわたり、又はその範囲を超えてはならない。

(質疑の回数)

第49条の2　質疑は、同一発言者につき、同一の議題について3回を超えることができない。ただし、特に議長の許可を得たときは、この限りでない。

(発言時間の制限)

第49条の3　議長は、必要があると認めるときは、あらかじめ発言時間を制限することができる。

(議事進行に関する発言)

第49条の4　議事進行に関する発言は、議題に直接関係のあるもの又は直ちに処理する必要があるものでなければならない。

(発言の継続)

第49条の5　延会、中止又は休憩のため発言が終わらなかった議員は、更にその議事を始めたときは、前の発言を続けることができる。

(質疑又は討論の終結)

第50条　質疑又は討論が終わったときは、議長は、その終結を宣告する。

(選挙及び表決時の発言制限)

第50条の2　選挙及び表決の宣告後は、何人も発言を求めることができない。ただし、選挙及び表決の方法についての発言は、この限りでない。

(発言の取消し又は訂正)

第51条　議員は、その会期に限り、議会の許可を得て自己の発言を取り消し、又は議長の許可を得て発言の訂正をすることができる。ただし、発言の訂正は、字句に限るものとし、発言の趣旨を変更することはできない。

(議長への通知)

第52条　委員会を招集しようとするときは、委員長は、開会の日時、場所、事件等をあらかじめ議長に通知しなければならない。

(会議中の委員会の禁止)

第53条　委員会は、議会の会議中は、開くことができない。

(委員の発言)

第54条　委員は、議題について自由に質疑し、及び意見を述べることができる。ただし、委員会において別に発言の方法を決めたときは、この限りでない。

(委員外議員の発言)

第55条　委員会は、審査又は調査中の事件について、必要があると認めるときは、委員でない議員に対しその出席を求めて説明又は意見を聴くことができる。

(委員の議案修正)

第56条　委員は、修正案を発議しようとするときは、その案をあらかじめ委員長に提出しなければならない。

(委員の派遣)

第57条　委員会は、審査又は調査のため委員を派遣しようとするときは、その日時、場所、目的及び経費等を記載した派遣承認要求書を議長に提出し、あらかじめ承認を得なければならない。

(閉会中の継続審査)

第58条　委員会は、閉会中もなお審査又は調査を継続する必要があると認めるときは、その理由を付け、議長に申し出なければならない。

(少数意見の留保)

第59条　委員は、委員会において少数で廃棄された意見で他に出席委員1人以上の賛成があるものは、これを少数意見として留保することができる。

(委員会報告書)

第60条　委員会は、事件の審査又は調査を終わったときは、報告書を作り、議長に提出しなければならない。

(表決問題の宣告)

第61条　議長は、表決を採ろうとするときは、表決に付する問題を会議に宣告する。

(不在議員)

第62条　表決を行う宣告の際、議場にいない議員は、表決に加わることができない。

(表決の方法)

第63条　議長は、表決を採ろうとするときは、問題を可とするものを起立、挙手又は投票のいずれかの方法で多少を認定して可否の結果を宣告する。

(簡易表決)

第64条　議長は、問題について異議の有無を会議に諮ることができる。異議がないと認めるときは、議長は、可決の旨を宣告する。ただし、議長の宣告に対して、出席議員2人以上から異議があるときは、議長は、起立又は挙手の方法で表決を採らなければならない。

(表決の順序)

第65条　議員の提出した修正案は、委員会の修正案より先に表決を採らなければならない。

(請願書の記載事項等)

第66条　請願書には、邦文を用い、請願の趣旨、提出年月日、請願者の住所及び氏名(法人の場合にはその名称及び代表者の氏名)を記載し、押印しなければならない。

(請願の紹介の取消し)

第67条　議員が請願の紹介を取り消そうとするときは、会議の議題となった後においては議会の許可を得なければならない。ただし、会議の議題となる前においては、議長の許可を得なければならない。

(請願文書表の作成及び配布)

第68条　議長は、請願文書表を作成し、議員に配布する。

(請願の委員会付託)

第69条　議長は、第34条((議案等の説明、質疑及び特別委員会付託))第1項の規定にかかわらず、請願文書表の配布とともに、請願を、議会の議決で特別委員会に付託することができる。

(紹介議員の委員会出席)

第70条　委員会は、審査のため必要があると認めるときは、紹介議員の説明を求めることができる。

(請願の審査報告)

第71条　委員会は、議題について審査の結果を次の区分により議長に報告しなければならない。

(陳情書の処理)

第72条　陳情書又はこれに類するもので議長が必要があると認めるものは、請願書の例により処理するものとする。

(指定者以外の退場)

第73条　秘密会を開く議決があったときは、議長は、議長の指定する者以外の者を議場の外に退去させなければならない。

(秘密の保持)

第74条　秘密会の議事の記録は、公表しない。

(議長及び副議長の辞職)

第75条　議長が辞職しようとするときは副議長に、副議長が辞職しようとするときは議長に、辞表を提出しなければならない。

(議員の辞職)

第76条　議員が辞職しようとするときは、議長に辞表を提出しなければならない。

(品位の尊重)

第77条　議員は、議会の品位を重んじなければならない。

(携帯品)

第78条　議場に入る者は、帽子、外とう、襟巻、つえ、かさ、写真機及び録音機の類を着用し、又は携帯してはならない。ただし、病気その他の理由により議長の許可を得たときは、この限りでない。

(議事妨害の禁止)

第79条　何人も、会議中は、みだりに発言し、騒ぎ、その他議事の妨害となる言動をしてはならない。

(離席)

第80条　議員は、会議中みだりに議席を離れてはならない。

(禁煙)

第81条　何人も、議場において喫煙してはならない。

(新聞等の閲読禁止)

第82条　何人も、会議中は、参考のためにするもののほか、新聞紙又は書籍の類を閲読してはならない。

(許可のない登壇の禁止)

第83条　何人も、議長の許可がなければ演壇に登ってはならない。

(議長の秩序保持権)

第84条　法又はこの規則に定めるもののほか、規律に関する問題は、議長が定める。ただし、議長は、必要があると認めるときは、討論を用いないで会議に諮って決める。

(懲罰動議の提出)

第85条　懲罰の動議は、文書をもって所定の発議者が連署して、議長に提出しなければならない。

(懲罰の審査)

第86条　懲罰については、議会は、第34条((議案等の説明、質疑及び特別委員会付託))第1項の規定にかかわらず、委員会に付託しなければ決定することができない。

(代理弁明)

第87条　議員は、自己に関する懲罰動議及び懲罰事犯の会議並びに委員会で一身上の弁明をする場合において、議会又は委員会の同意を得たときは、他の議員をして代わって弁明させることができる。

(戒告又は陳謝の方法)

第88条　戒告又は陳謝は、議会の決めた戒告文又は陳謝文によって行うものとする。

(出席停止の期間)

第89条　出席停止は、5日を超えることができない。ただし、数個の懲罰事犯が併発した場合又は既に出席を停止された者についてその停止期間内に更に懲罰事犯が生じた場合は、この限りでない。

(出席停止期間中出席したときの措置)

第90条　出席を停止された議員がその期間内に議会の会議又は委員会に出席したときは、議長又は委員長は、直ちに退去を命じなければならない。

(懲罰の宣告)

第91条　議会が懲罰の議決をしたときは、議長は、公開の議場において宣告する。

(公聴会開催の手続)

第92条　議会が法第115条の2第1項の規定により、会議において公聴会を開こうとするときは、議会の議決でこれを決定する。

(意見を述べようとする者の申出)

第93条　公聴会に出席して意見を述べようとする者は、文書であらかじめその理由及び案件に対する賛否を、議会に申し出なければならない。

(公述人の決定)

第94条　公聴会において意見を聴こうとする利害関係者及び学識経験者等(以下「公述人」という。)は、前条の規定によりあらかじめ申し出たもの及びその他の者の中から、議会において定め、議長は、本人にその旨を通知する。

(公述人の発言)

第95条　公述人が発言しようとするときは、議長の許可を得なければならない。

(議員と公述人の質疑)

第96条　議員は公述人に対して質疑をすることができる。

(代理人又は文書による意見の陳述)

第97条　公述人は、代理人に意見を述べさせ、又は文書で意見を提示することはできない。ただし、議会が特に許可した場合は、この限りでない。

(参考人)

第98条　議会が法第115条の2第2項の規定により、会議において、参考人の出席を求めようとするときは、議会の議決でこれを決定する。

(会議録の記載事項)

第99条　会議録に記載する事項は、次のとおりとする。

(会議録に掲載又は記録しない事項)

第100条　前条の会議録には、秘密会の議事並びに議長が取消しを命じた発言及び第51条(発言の取消し又は訂正)の規定により取り消した発言は、掲載又は記録しない。

(会議録署名議員)

第101条　会議録に署名すべき議員は2名とし、議長が会議において指名する。

(全員協議会)

第102条　法第100条第12項の規定により議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場として、全員協議会を設ける。

(議員の派遣)

第103条　法第100条第13項の規定により議員を派遣しようとするときは、議会の議決でこれを決定する。ただし、緊急を要する場合は、議長において議員の派遣を決定することができる。

(会議規則の疑義)

第104条　この規則の施行に関し疑義が生じたときは、議長が決める。ただし、異議があるときは、会議に諮って決める。